長いご無沙汰をお詫びいたします。 もう皆さんに忘れ去られてもしかたが無いのに、またぞろ息を吹き返して姿を現しました。 と言うのも、大好きなバーバーショップ・ハーモニーがわが国でも市民権を得始めたように感じられるようになったからです。 バーバーショップ・ハーモニー協会の今年のデンヴァ―での国際大会で、わが国のカルテットとコーラスが健闘しました。 https://www.youtube.com/watch?v=7jPZ7KXzmJ8 カルテット・コンテストにエントリーしたVagabondsは参加65カルテット中35位となりました。(お見事!) その時の演奏を下記URLで視聴出来、曲目はQuater Finalで演奏した2曲です。 "Mr Success" https://www.bing.com/videos/riverview/relatedvideo?q=Barbershop+vagabonds&mid=DF72A8A9382E6A1F7F57DF72A8A9382E6A1F7F57&FORM=VIRE 映画「ジャングル・ブック」から"I Wan'na Be Like You" https://www.youtube.com/watch?v=nZbGEFaUV1s 一方、層が厚く、難関のコーラス・コンテストでは、The Lockersが "I Want You To Want Me" を演奏し、健闘しました。 https://www.youtube.com/watch?v=7jPZ7KXzmJ8 カルテットのチャンピオンは、北米以外からはニュージーランドとスウェーデンの2国からしか輩出していないので、これからのの活動に期待しましょう。 (終)
ホテルの朝、街の賑やかな音で起こされる 1992年に初めてスウェーデンを訪れ、ストックホルムの小さなホテルに泊まっていた。 前日はスウェーデンに着いたばかり、そこから北方90kmほど離れた ウプサラへ行き、オルフェイ・ドレンガーの"Caprice Concert"を聴き、その後、 120 ㎞以上の距離をドライブしてストックホルムに来た。 翌朝、寝不足でぐっすり眠っていたら、外が余りにも賑やかなので目を覚ました。そこで、ホテルの外に出て見たら、まだ午前7時というのに、徒歩や自転車に乗った人で、道が溢れている。これは、通勤や通学の人らしい。 昼になったら ホテルで朝食後、市内見物に出て見たら、街中はガラーンとして、人はほとんど歩いていない。郵便局に行っても、デパートの中を歩いても、目に付くのはお年寄りばかり。 それが夕方になったら 夕方5時ごろ、どこかレストランで夕食を、と思ってストックホルムの中心街に行ったら、街中は人で溢れていて、レストランの道路に出しているテーブルは若い人で一杯、つまみ無しのビールのジョッキ1個を置いて、遅くまでワイワイ話し合っている。また、試しに夕方にデパートに入って見たら、日中とは全く違って、フロアは大勢の客で一杯、特に食品売り場は私の割り込む隙間もないほどだった。 そう、国民全員が働いているのだ スウェーデンの人口は1000万人強ですから、一国の経済を考えたら、国民全員が働かなければ成り立たない。だから、夫婦共稼ぎは当たり前で、"Caprice Concert"を知らせてくれた友人夫妻も共に、定年まで勤めていた。 彼らの生活は? 友人夫婦には子供がおらず、現役時代の住居はストックホルム市内のアパートで、贅沢な感じはしなかったが二人で住むには広すぎるくらいだった。われわれとの大きな違いは、現役時代に大きなヨットを買って、毎夏は北海の方まで航海していた。定年後は、海岸に近いところに引越し、相変わらずヨットで遊んでいる。日本人から見れば、年金だけで優雅な生活をしているように見える。 スウェーデンは天国か? ご存知のように、消費税は25%と世界一高いが軽減税率があって、日常頻繁に利用する、食料品、日用品、レストラン、ホテルなどは12%、文化的に価値のある、本、...