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スウェーデン放送合唱団

スウェーデン放送合唱団の演奏会を聴いて来ました スウェーデン放送合唱団の演奏会は、テレビ番組で視聴しても素晴らしいが、やはり、何度聴いてもナマで聴く素晴らしさは格別だった。どの曲も良かったが、中でも、サンドストレムにより1980年に作曲された「アニュス・デイ」は、めくるめくメロディとハーモニーとの動きに、完全に魅了された。また、「ショスタコービチによる4手のピアノ版による」とあったストラヴィンスキー作曲「詩編交響曲」では、二人のピアノ伴奏者も一緒に歌っているように口が動いていたので驚いた。  アンコールで3曲ったが、2曲目に日本古謡「さくら」はいくらなんでも季節外れなのでつい失笑したが、他の2曲は共にスウェーデン民謡で、「そして乙女は輪になって踊る」(アルヴェーン編曲)と「すべての山と谷をめぐり」(ヴィカンデル編曲)は楽しく、特に後者は、きいたばかりなのに自然にメロディが口をついて出るほど、素直な親しめる曲であり、演奏だった。  なお、この演奏会の模様は、NHK BSプレミアム「クラシック倶楽部」で2020年2月後半に放送の予定、と掲示されていた。     --------------------------------------------- 今日はスウェーデン放送合唱団の演奏会 今日(11月26日)、東京オペラシティコンサートホ-ルで開催されるスウェーデン放送合唱団の演奏会を聴きに行きます。  スウェーデン放送合唱団の演奏は、2013年6月に来日した時にも聴いたが、その素晴らしい演奏は忘れられない。(指揮者は今回と同じペーター・ダイクストラ。なお、翌年5月にNHK-BSプレミアムで放映された。)  それより前の1996年10月の来日時には、スウェーデン放送合唱団とエリク・エリクソン室内合唱団との合同で、東京の目黒サレジオ教会で「アカペラ・チャリティ・コンサート」の名前の演奏会が あった。その時に、なんと「友情出演(!)」という名目で東京リーダーターフェルも出演したのだった。私もその一員として歌ったが、スウェーデン放送合唱団のメンバーの中にオルフェイ・ドレンガーの元団員も居たので、休憩時間中に大いに話が弾んだ記憶がある。 そして、この時の指揮者はあの(!)トヌ・カリユステで、団扇太鼓(?)を叩

金沢メンネル第43回定演を聴いた!

金沢メンネルコールの定演を聴いた  11月3日に金沢メンネルの定演を聴いたが、予想に違わぬ演奏で、大いに楽しませてもらった。 「スウェーデンの合唱曲より」 今年の3ステージの中でも期待した第一ステージの「スウェーデンの合唱曲より」では4曲歌ったが、これまで5回来日しているスウェーデンのオルフェイ・ドレンガーが、この中の2曲はプログラムに入れるほど、どの曲もごく親しまれる曲だった。 スウェーデンの合唱曲を歌う日本の合唱団は少ないどころか、近ごろは、男声合唱団が海外曲を避ける傾向(横文字がキライ?)がある。そんな中で、難しいスウェーデン語の歌詞に挑戦したのは素晴しく、演奏も大いに楽しめた。中でも3曲目に歌った「スズランの王様」には感動した。 「バーバーショップの世界XVIII(18)」 第三ステージの「バーバーショップの世界XVIII(18)」は、このタイトルが示すように、金沢メンネルがバーバーショップを歌い始めてから18回(年)目にあたるだけあって、指揮者の努力もあったのだろうが、難しい編曲の曲を、それも暗譜でよく歌っていた。みんなが良く知っている曲も歌っていたので、聴衆も楽しんでいたようだった。 ただ、日本人には難しいことは承知の上で言わせてもらうと、もうちょっと柔らかい表情で歌って欲しかった。そして、難しい振り付けはよく動いていたのだから、特別な振り付けが無い場面でも、身体が動くと良かった。例えば、歌詞の内容に応じた表情を大きく出すとか、パート・ソロが回って来たら、自分たちが歌っているのだと両手を前に出すとか、ちょっとした配慮で動きに出すと、聴衆ももっと楽しめると思う。 「唱歌の四季  ~三善晃 編~」 ところで、第二ステージの「唱歌の四季  ~三善晃 編~」だが、知っている曲ばかりなのに、あまり楽しめなかったのは、編曲にその責があるのだろう。まるで「合唱伴奏付きピアノ曲」みたいで、気軽に楽しめるという雰囲気ではなかった。(ピアノの音量を下げるように、蓋を閉じての演奏など、努力は見えたが。) それと、難しい英語は暗譜で歌ったのに、誰もが知っている唱歌を譜面を持って歌ったのは、視覚的にも少々残念だった。 ともあれ、全体的に大いに楽しめた演奏会だった。